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東京都世田谷区の歴史
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所在地 世田谷区世田谷1-29-18 (郷土資料館)

 狐の石像
 銘文
なし
 伝来
 主神に従属し、その先触れ(みさき)となって働く神霊や小動物のことを「使わしめ(神使・神令)という。狐は、稲荷の使わしめであるが、「伊勢屋稲荷に犬の糞」という江戸の諺の通り、世田谷の村々でも屋敷神に稲荷を祀ることが多く、これが具象化されて祠の前に鎮座した。この石像は、昭和52年(1977)7月に三宿の大江淳一氏から寄贈されたものである。
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