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東京都世田谷区の歴史
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所在地 世田谷区世田谷1-29-18 (郷土資料館)

 摺臼と搗臼・麦打ちコロ
銘文
 なし
 
伝来
 摺臼は、上臼と下臼を重ね合わせて上臼を回転させるものである。接合面に目を切り、その間に穀物などを通して製粉するものである。搗臼は、上部を刳り、これに穀物などを入れて杵で搗を脱穀や精白を行った。
 これらの臼は、火薬をつくるため焔硝(硝煙カリウム)の原料である硝石などの粉砕に用いたものと伝えられている。いずれも松原2丁目大庭信一氏から当館に寄贈されたものである。
 麦打ちコロは、牛などで牽いて麦を脱穀したものである。莚に刈った麦を敷き、昭和44年(1969)に祖師谷1丁目田中良平氏から当館に寄贈された。
 平成15年(2003)1月 世田谷区教育委員会
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